2010年04月26日

塞翁之馬 (さいおうがうま)

今回は 「塞翁之馬(さいおうがうま)」 です。

「ほくそえむ」を説明するには
「塞翁之馬(さいおうがうま)」の説明が必要です。


これは、人生は縁起の良い事と悪い事、災いと
幸せが予測できない事のたとえです。


昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた
占いの得意な老人(翁)の馬が隣国、胡(こ)に逃げて
しまいましたが、
翁は
「いや、このことがもしかしたら今度は福になるかもしれない」
と言いました。

そして、数か月後、胡の名馬を連れて帰ってきました。
翁は
「いや、このことが今度は禍(わざわい)になるかもしれない」
と言いました。

その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ってしまいました。
翁は
「いや、このことが今度は福となるかもしれない」 
と言いました。

その後、大きな戦争が起こりました。
近くの若者の10人のうち9人までが死んでしまうような戦争でした。
ところが、翁の息子は落馬のせいで足が悪かったため兵役に出ることは
なく無事でした。

やはり、翁が言ったとおり福となったのでした。

「人間の幸不幸というものは、前もって知ることができない」

ということです。

いつ頃の時代の話か気になりました。

出典は中国の哲学書 淮南子(えなんじ)です。
[准南子]は「えなんじ」と読むのだそうです。
どの時代の書か調べましたら、
紀元前150年頃(前漢の初め)の書のようです。
淮南王劉安が学者を集めて編纂させた哲学書で
道家思想を中心に他の思想を交えて書かれているそうです。







posted by 安芸 at 22:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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